第5話「深いラフ① クラブは？」 解説

夏場の深いラフ。

芝が重くてボールが入ると大変です。しかもラフに入っているということはミスショットだった可能性も高いので距離が残っている場合も多い。

でもそんなときに距離を欲張って長いクラブを持つのはNG。

ロングアイアンやミドルアイアンなどのロフトの小さいクラブはヘッドが芝に突入したときに芝が切れずに密集して束になってヘッドスピードが損なわれ、ボールがちゃんと打てません。

最悪ヘッドが芝によって上にはじき出されてチョロ、なんてことも。

そうならないために深いラフから打つときはロフトの大きいショートアイアンやウェッジを使いましょう。リーディングエッジが刃の役割を果たして芝刈り機のように芝を切ってくれます。

芝を切るから、ちゃんとボールが打てるんです。