フォト4コマゴルフレッスン 第6話

秋原渉
SPECIAL2017.09.22 更新

ゴルフレッスンコミック誌『哲先生のGOLFラボ〜感育のススメ〜』でもお馴染みの松本哲也プロが深いラフからのカンタン脱出法を指南します!!(構成:秋原渉)

フォト4コマゴルフレッスン 秋原渉

深いラフ② 打ち方は?


第6話「深いラフ② 打ち方は?」 解説

深いラフからの打ち方。
といっても特別難しくはありません。フェアウェイから打つときと同じ構えでフェースを開くだけ。フェースを開くからといってアウトサイドインに打つとか、カット気味に打つとかも一切無し。通常どおりのスウィングです。あとは芝の抵抗を受けるぶん距離が落ちるので振り幅を大きくします。

ではなぜフェースを開くかというと、それはクラブの構造に理由があります。
クラブのシャフトはヘッドのヒール側についているため、芝の中にクラブが突入したときにネックに芝がからまると(抵抗を受けると)フェースがローテーションする(かぶる)作用が働きます。ラフが深ければ深いほどフェースはローテーションします。そのぶんを見越して最初からフェースを開いておくのです。どれくらい開くかは芝の長さや状態によって変わってきます。
つまり、フェアウェイから打つ時と同じ構え、同じ打ち方でラフから打った場合、ラフから打ったときのほうが方向が左にずれやすいということになります。
「そういえば……」と思い当たる方は、これからはラフからはフェースを開いて打ってみてください。

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