第11話「林の中から脱出」 解説

ボールを曲げて林の中から脱出。

アベレージゴルファーなら１ラウンドに１回は起こる事態です。

樹の上を越そうとサンドウェッジを持ってみたものの、ボールを上げようとしてダフって打ち直し、なんてことがままあります。

そんなときは発想を逆転。

樹の上を越そうとするのでなく、樹の下を通すんです。

そのために最適なクラブがユーティリティ。
クリーンに打てても樹に当たるかもしれないサンドウェッジでの上げるショットとは違って、ユーティリティで低いボールを打つのはそもそもミスしようがないのでストレスがまったくありません。

７番アイアンなんかをハンドファーストに構えて打っても低いボールは打てますが、ユーティリティならそんないつもやらないような工夫をする必要もまったくナシ。ただ短く持って打つだけで自然に低いボールが出てくれます。

しかもアイアンと違ってソールに丸みがあるため、多少芝や地面に触れても抜けてくれるんです。
こんなにイイことづくめのユーティリティでのトラブルショット、使わない手はありませんよね。