スイングは7時・5時から始めると早く上達します!

「ゴルフ初心者女子」のためのレッスンコラム

SPECIAL2018.09.25 更新

スイングは7時・5時から始めると早く上達します!

これからゴルフを始める方、不思議だと思いますが、止まっているボールなのに最初は全く当たらないかもしれません。初めてクラブを握る人はたいていの場合空振りします。(長年ゴルフをやっていても、コースでは空振りしてしまう人も意外に多いです)当たったとしてもゴロだったり、すごく右に行ったりと全然うまく当たりません。一方パターはというと、初めての方でもまず空振りする人はいません。普通に打てるし、だいたい狙った方向に転がせます。

ゴルフは最初から大きく振ろうとせず、小さいスイングから徐々に大きくしていくのがうまく打てるようになるコツです。最初はちょっとつまらないかもしれませんが、まずはこの練習から始めてみて下さい。

7時
5時

7時・5時からはじめましょう!

アドレスはスタンスを閉じたまま腰から前傾します。下半身はどっしり、上半身はリラックスしましょう。
自分の体を時計に見立て、クラブヘッドの位置が(だいたい)7時から5時の範囲でクラブを振ります。
この振り幅であれば空振りすることはないと思いますが、意外とうまく打てなくはないですか?

その原因はリズムです。

バックスイングで1、ダウンスイングで2と(心の中で)声を出しながらやってみましょう。
この練習で実際にボールを打つとあっという間になくなってしまうので、ティーをボールだと思って練習して下さいね。アドレスしたら7時(バックスイング)で1、5時(ダウンスイング)で2とテンポよく振ります。グリップは強く握ると手に力が入ってしまうため軽く握ります。軽く握るとクラブの重さを感じることができ、リズムよく振ることができます。リズムが良くなると力が抜けて上手く振ることができます。

クラブを戻す時が大事

リズムよく振れるようになったら、次はティーを連続で打ってみましょう。7時から5時でクラブを振ったら、5時から7時に戻すときもクラブの背でティーを打つようにします。クラブを振る時はティーを打てても、戻すときは意外と当たりません。これは振った後に体が起き上がってしまうからです。振る時も戻す時もティーが打てるとスイングの途中で前傾角度が変わっていないということなので、しっかりボールが打てます。

9時
3時

徐々にスイングを大きくしましょう

7時・5時が打てるようになったらもう少しスイングを大きくします。スタンスは少し広げて(肩幅よりも少しせまいくらい)、クラブヘッドが9時・3時になるように振ってみましょう。スイングが大きくなるので、クラブの動きにあわせて9時で左足、3時で右足が少し曲がります。この時、それぞれ反対の足は動かないように気を付けましょう。9時・3時でもティーを連続して行き帰りともあてられるようになったら次は10時・2時です。

10時
2時

スイングで大事なことは二つ

10時・2時のスタンスはフルショットとほぼ同じで肩幅です。クラブヘッドがバックスイングで10時、ダウンスイングで2時の範囲で振ります。9時・3時よりもさらにスイングが大きくなったので、バックスイングで右に、フォローで左に体重が乗っているのが写真でもわかると思います。

おさらいです。スイングで大事なこと、一つ目はリズムよく振ることです。7時・5時も9時・3時も10時・2時もバックスイングで1、ダウンスイングで2というリズムと力感は同じです。二つ目はダウンスイングで2時までは前傾角度を変えないことです。そこから体は起き上がり、フォローでしっかりとクラブが首に巻きつくように振ると力強い球が打てます。 この練習は初心者でなくても効果があります。ちゃんと打てる方でも調子が悪くなったらぜひやってみて下さい。

7時・5時からはじめましょう!

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