ゴルフレッスンを深読みする 永井延宏プロ (1)

コバカズ
SPECIAL2017.07.21 更新

7時の位置のボールを打てますか?

ゴルフレッスンではよく、クラブや腕の位置を時計の文字盤で表現します。

正面から見て頭のてっぺんが12時でボールがあるのが6時、バックスイングが9時方向で、フォロースルーは3時に向かって出ていきます。

さて、ここでみなさんへ質問です。7時の位置のボールが打てますか?

これは永井延宏プロの著書『一生ブレない身体のスイング』からの引用ですが、永井プロによれば、アマチュアには7時のボールは打てないけれども6時なら打てる、という人が多いんだそうです。

どういうことかというと、7時の段階ではまだクラブフェースが開いていて、そのあと急いでフェースを閉じて帳尻を合わせるということですね。これでもボールは打てますが、いつまで経っても上手くなれないのはここに原因があるのです。一方、上手な人はスイングプレーン上をクラブが動き、なおかつフェースの向きがスクエアなので7時の位置はもちろんのこと、8時でも9時でも打てるのです。

『一生ブレない身体のスイング』 51P

このように、早めにフェースをスクエアに戻すことは重心距離の長い大型ヘッドの時代にはますます重要になってきます。ぜひみなさんも7時のボールを打って6時の位置に飛ばせるかどうか、チェックしてみてください。

7時の位置でフェースがスクエアになっていますか?

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