フェアウェイウッドは難しいクラブ? それともやさしい?
フェアウェイウッドが苦手な人は多いと思いますが、なぜ苦手なのか考えたことがありますか? 長いから? 確かにそれは間違いありません。でもそういう人ほど、ドライバーと同じスイングで打とうとしているのではないでしょうか?
「え? ドライバーと同じスイングでいいんじゃないの!?」
そう思ったアナタに質問です。フェアウェイウッドってどこから打ちますか? いえ、ティーショットではなく、問題はその後です。多くの場合、2打目で使うことが多いと思いますが、ゴルフでは2打目以降がフラットだということはほとんどありません。つまり、傾斜している地面で使うのがフェアウェイウッドなのですよ。
もちろん私が言っているのではありませんよ。ゴルフレッスンコミックに連載中の『クラブは友達』の中で中井学プロがそう言っているのです。
「傾斜だけではありません。ラフかもしれないし、フェアウェイでもボールが沈んでいる場合があります。にもかかわらず、ドライバーと同じスウィングで打とうとするのっておかしくないですか?」
「じゃあアイアンのスイングで打てばいいんですね!」
マンガの登場人物はそう閃いたのですが、中井プロは首を横に振ってこう言いました。
「アプローチのスウィングでいいんです」
「え~~~~~~っ!?」
中井プロが言うには、フェアウェイウッドは「飛距離発生機」。飛ばそうとしなくても飛んでしまうクラブなので、アプローチのスウィングでもそこそこの結果が出るんですね。次回のゴルフではウェッジで50ヤード打つつもりでやってみてください!
思わず「そんなバカな!」と言いたくなる中井プロのアドバイス