トップアスリートのクラチャンチャレンジ 「元プロ野球選手・斉藤和巳さん 3打目」
ゴルフレッスンコミック11月1日発売号より、元プロ野球選手・斉藤和巳さんのレッスン連載がスタート。こちらでは、そのレッスンの様子の一部をご紹介します!
グリップを変えてカット軌道を修正
<前回からの続き>
千葉県八千代市のユニオンゴルフにて、初回のレッスンが始まりました。教えていただくのはゴルフレッスンコミックでもお馴染み、QPちゃんことティーチングプロの関雅史さん。ウォーミングアップの後、関プロが斉藤さんのスウィングチェックを行います。まずはドライバーから。
「斉藤さんはスライスの傾向が強いということで、ドローを習得しようとされているとお聞きしていますが、アドレスがまだスライスのアドレスですね。アドレスをドローのイメージに変えるだけで、スウィングがだいぶ安定してくると思います」と関プロ。
スライスが出るのは、アウトサイドインのカット軌道が原因とのこと。アドレスの際、斉藤さんの肩は左を向いていますが、この状態でスウィングするとフェースがまっすぐでもカット軌道になりやすくなってしまうそうです。
「なぜ肩が左を向くのか。その理由が右手のグリップです。斉藤さんは、右手の親指を被せて握っています。被せると掴んでいる感じはするのですが、被せた右手に合わせて体も動くので、肩が前に出てしまい、左側を向きやすくなってカット軌道が起きやすくなるんです。つまり、今の握りはフェースが開く動きにつながるスライスグリップということ。ですので、右手はもう少し下から握るとよいかと思います」(関プロ)
すると、関プロは「何か叩くものはないかなぁ?」と辺りを見回しました。一体どんなドリルが始まるのでしょうか?
<次回に続く>・・・
布団たたきのドリルで握りを改善!