インパクト(1)

コンパクトな「圧力系スイング」で仲間に差をつけよう!

SPECIAL2019.05.24 更新

インパクト(1)

インパクトは「ゾーン」ではなく「点」をイメージしよう

インパクトゾーンにおけるクラブの動きは、ターゲットラインに対して円軌道です。このときフェースの向きがターゲットに対してどうなっているかというと、インパクト前は大きく開き、インパクト後は大きく閉じています。

この動きは「フェース面を変えずに打ち抜く」というイメージとはかけ離れていますが、並外れたパワーのない人間が、効率よく強いインパクトを作るには「ゾーン」ではなく「点」ととらえたほうがいいというのがいまのところの私の結論です。

長いインパクトゾーンを作るには、それに伴ってグリップエンドの移動距離も長くとることになりますが、このメカニズムでヘッドを加速するには、ボディのスピードを上げる必要があり、普通の身体能力では厳しいでしょう。

結局、自分も含めたアマチュアゴルファーが選択できるのは、グリップエンド側にブレーキをかけてヘッドを走らせるという方法です。

となるとインパクトのイメージは「点」ということになります。そう考えれば、コッキングを維持したままインサイドから下ろしてくる恐怖感が、軽減されるのではないかと思います。

インパクトを「ゾーン」のイメージにするデメリット

長いインパクトゾーンを作ろうとするとアーリーコックと左ヒジの引けを併発してしまい、飛距離はでません。

助走距離を長くとろうとするとダイナミックなスイングになり、精度が落ちます。

インパクトを「点」のイメージにするメリット

インパクトを点ととらえるとクラブが背中から下りてくる恐怖感が軽減されます。

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