ゴルフレッスンを深読みする 中井学プロ (3)

コバカズ
SPECIAL2017.09.15 更新

あなたに合うパターはピン型?それともマレット型?

みなさんはパター選びどうしてますか? ゴルファーなら大抵パターを何本か持っていると思いますが、自分に合うかどうかをどうやって判断すればいいのでしょうか?

どういうストロークをするかで、選ぶべきパターは変わってきます」と中井学プロはいいます。それはなんとなくわかりますが、具体的には?

ズバリ結論を言いましょう。フェースを開閉させない「まっすぐまっすぐ」のストロークにはマレット型が合うそうです。ただし、フェースの開閉がないぶんボールが飛ばないので、そのぶん大きなストロークをする必要があるのです。また、まっすぐまっすぐのストロークをするには肩のラインを地面と平行にするのが基本なので、マレット型を使う選手は前傾が深い場合が多いんです。

一方、ピン型はフェースを開閉させながら、パターのヘッドで円を描くようなストロークに向いています。マレットと違い、フェースの開閉があるぶんボールは飛びます。小さなストロークでパチン!と打つタイプに向いているパターなんですね。

ゴルフスイングにおける腕の使い方は、中井学プロの説明がよく理解できます。真っ直ぐ立った状態で胸の高さにあるボールを打つときの腕の使い方、だということです。バックスイングで左腕は肩の高さよりも上がらず、クラブのシャフトも肩を含む平面に収まります。そこから体を回すことで腕が戻ってきてボールをとらえ、そのまま平面上にクラブが抜けていきます。言葉で説明すると難しいかもしれませんが、実際に胸の高さにボールがあったら、多くの人がこの腕の使い方で打とうとするのではないでしょうか。腕を肩よりも高く振り上げる人はおそらくいませんよね。

というわけで、大きなテークバックで打ちたい人、前傾が深い人に向いているのがマレット型、スウィングと同じイメージで小さなテークバックからパチン!とヒットしたい人はピン型が合っているということです。

あなたは「まっすぐまっすぐ」タイプ?
それとも「フェース開閉」タイプ?

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