トップアスリートのクラチャンチャレンジ 「元プロ野球選手・斉藤和巳さん 10打目」

SPECIAL2018.02.21 更新

ゴルフレッスンコミックでは、元プロ野球選手・斉藤和巳さんのレッスンの模様を連載中。ウェブ版でその一部をご紹介します!

レベルブローでローボール

<前回からの続き>

斉藤さんが7番アイアンのおさらいをしていると、背後から関プロが登場。男前で足も長くゴルフまで上手いことに嫉妬したのか、「高低差って出せます?」と関プロからいきなりの挑戦状が。斉藤さんのボールは高く上がる傾向があるので、低めも打てたら引き出しが増えるということだそうです。斉藤さんも「それ、できるようになりたいです!」と興味津々。

「リーディングエッジがどこに入るか。それがうまくいくとクラブにちゃんとボールを入れることができる、つまり簡単にコンタクトすることができます。そこで、低いボールを出すためにやってもらいたいのはハーフトップ打ち。ちょっと見ててくださいよ」

関プロがここぞとばかりにお手本を見せると、ボールは低めに出てまっすぐ飛んでいきました。

「斉藤さんの球が上がりやすい傾向にあるのは、打ち込みが強いから。もう少しレベルで打てると、フルショットしてもフワッと浮くくらいに飛んで低いボールになります」

関プロが披露したハーフトップ打ちは、レベルで打つための練習方法とのこと。「さぁ、打てるかな?」とドヤ顔で挑発する関プロに対し、斉藤さんはやや不安げな面持ちでやってみると…なんと、見事に一発で綺麗な低いボールを打ってしまいました。

あ、打てちゃった」と拍子抜けの関プロに、今度は斉藤さんがドヤ顔返し。「いやぁ、さすがに二発は続かないでしょう」と謙遜して打った二打目はさらに低く、遠くに飛んでいきました。「今のは、まさにクリーンに当たったローボールですね。これあくまで練習方法なんですけど、先に答えに辿りついちゃった」と完敗の関プロ。

斉藤さん本人は「なんでできたんやろ?」と首をかしげていましたが、プロのアドバイスをすぐに体現できるのは、さすがトップアスリートです。

<次回に続く>・・・柔らかくフワッと打つには

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