アマチュアゴルファーが目指すべきスイングは

コンパクトな「圧力系スイング」で仲間に差をつけよう!

SPECIAL2019.03.22 更新

アマチュアゴルファーが目指すべきスイングは

体重移動は過度にしない

身体のポテンシャルと練習時間に限りがあるアマチュアゴルファーは、ツアープロのスイングをコピーしても上手くいきません。アマチュアゴルファーが目指すべきスイングは、コンパクトなバックスイングから「加速の原理」を使ってボールに強い圧をかけ、効率的にボールを飛ばすことが可能な「圧力系スイング」ではないでしょうか。

圧力系スイングを具体的に言うと、体重移動を過度に行わず、アドレスの段階で左体重にしておいて腕と手首の運動だけでポン! と打つようなインパクトを行うスイングです。
手打ちではないのですが、手と腕の感覚はけっこうシャープなスイングと言っていいでしょう。

好不調の波が少なく飛距離的にも満足できる圧力系スイングを身に付けましょう。

コンパクトなバックスイングから
ボールに強い圧をかける。

左手のナックルが3つ見えるややストロング気味のグリップ

大まかなクラブの動きは、アドレスの段階でグリップエンドが上、クラブヘッドが下という位置関係が、コッキングを行うことによってクラブヘッドが上、グリップエンドが下という関係性に変わります。そこからダウンスイングすることで再びグリップエンドが上、クラブヘッドが下の状態に戻り、フォロースルーでは反転してクラブヘッドが上、グリップエンドが下になるわけです。

この動作で重要なのは左手で行うコッキングとリリースですが、それがやりやすいのは、ややストロング気味に握るグリップです。具体的には正面から見て左手のナックルが3つ見える程度のグリップがいいでしょう。

このとき親指のポジションはグリップの真上にあるのではなく、グリップのセンターよりもやや右にある状態をおススメします。

こう握ることで、左手親指方向にクラブヘッドを持ち上げやすくなりますし、開放するときには力を出しやすいと思います。

右手は左手の親指が右手の生命線のやや下の位置にくるように握ればいいでしょう。感覚的には横から握るようなイメージになると思います。

正面から見て左手のナックルが3つ見える程度がいいでしょう。
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