圧力系スイングのアドレス①

コンパクトな「圧力系スイング」で仲間に差をつけよう!

SPECIAL2019.03.29 更新

圧力系スイングのアドレス①

できるだけボールの近くに立つ

圧力系スイングを作るためのアドレスは、ボールの近くに立つことがポイントになります。 近くに立つことのメリットは動きが締まることで、遠くに立つと余裕が出てくるぶん、バックスイングにオプションが増えてしまいます。

近くに立つと腕の使い方は自ずと決まってきますが、遠くに立つとどの方向にもクラブは上げられますし、トップオブスイングも大きくなってしまいます。こうなるとクラブを振り回し始めて再現性がなくなってしまうので、ボールの近くに立つアドレスをおススメします。

では、どれぐらいボールの近くに立つかというと、7番アイアンでアドレスしたときに腕が肩の真下にくるぐらいです。グリップエンドと体の距離は拳1個ぐらいになります。
実際にこのアドレスで構えてみると、かなり近く感じるはずですが、近いぶん体が緩みにくくなり、スイングの再現性が高まります。

「こんな近くで打てるの!?」と思うかもしれませんが、もちろん打てますし、その違和感がなくなることが第1段階かもしれません。

また、このように立つと腕の動き方が体に対して円軌道になりますが、ここもコンパクトなトップを作るためのポイントになります。

腕が肩の真下にくるぐらいボールの近くに立つアドレス。
グリップエンドと体の距離は拳1個ぐらいに。

左への体重移動が自然にできる

一方、遠くに立つと腕が飛球線と平行に動きやすくなりますが、これだと体がヨコ回転しやすくなります。近くに立てば腕はインサイドに引かれ、それに伴って左肩が下に入ってきます。これは肩がタテ軌道になっているということで、下半身は右股関節の引き上げと回旋が起こり、この時点で左体重になっているはずですから、アマチュアゴルファーが苦手な左への体重移動が自然にできるはずです。

ボールの近くに立ったアドレスでのクラブの動きを見ると、腕がインサイドに引かれることでクラブのシャフトが立ち、その後、倒してクラブをプレーンに乗せる動作につなぎやすくなっていきます。

腕はインサイドに引かれ、肩はタテ軌道になる。
コンパクトなトップを作るようにしよう。
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